乳児の付添入院、大部屋の実情【乗り切るためのポイント】
入院は全日大部屋でした。
個室が良かったですが、2万円/日と高く、一ヶ月弱の入院で50万ほどかかるので現実的じゃないな、と。
大部屋は四人部屋で、それぞれこども1名+親1名の最大8名が過ごします。
乳児は乳児で集められるのか、周りは1歳以下で赤ちゃんばかり。泣き声が常に聞こえてきます。
大部屋で一番大変だったのが、「泣きの連鎖」。
特に夜泣き。
夜、一人の赤ちゃんが泣くと、他の赤ちゃんが起きて泣き、また別の赤ちゃんが起きて泣き…
泣き止んだと思ったら、別に赤ちゃんが泣き出して、せっかく泣き止ませてもまた泣き…
合唱みたいで面白かったです笑
連日となると睡眠が1時間おきに妨害されて疲労が半端ないです。
我が子の泣き声にはすぐに気づく必要があるので耳栓もできません。
他の人をなるべく起こさないように、我が子の泣き声には瞬時に起きて対応します。
ミルクは配給された共通冷蔵庫まで歩いて取りに行き、電子レンジで加熱して、部屋に戻りミルクを与えます。
この間、我が子は泣き続けているので、他の赤ちゃんの泣きを誘発し…
そのため、抱っこして共通冷蔵庫まで連れ出して病室をうるさくしないようにするのですが、共通冷蔵庫部屋は明るく、目を閉じたまま泣いていた我が子もぱっちり目を開け、寝かしつけが困難な状態に…
こうした中で
【大部屋病室で泣きの連鎖を誘発しない方法】
を見つけました。
赤ちゃんが泣き出す前のグズグズで親は目を覚まし、瞬時にミルクを温めてきて、声を少し上げたらミルクを与えることです。
ポイントは、グズグズ中にミルクを与えるのではなく、少し泣き出してから。
グズグズ中だとすぐにまた寝てしまい充分量のミルクを飲まず、また数十分後に泣き出し、お母さんの睡眠時間が確保できなくなるためです。
そんな格闘を毎晩続けながら過ごします。
また、
【大部屋入院で体力を持続させる方法】
として私なりに以下3点を感じました。
●赤ちゃんの昼寝中にお母さんも強制的に寝る
少しでも睡眠時間を確保して冷静な判断ができる
ように。
●赤ちゃんが昼寝中に無理やりでもリフレッシュす
る(映画、読書、買い出し)
何度も細切れで起きると、昼寝しようにも寝れな
くなってしまうので、そんな時は精神の安ら
ぎを優先する。暗い気持ちは疲労を一層深める。
●赤ちゃんを抱っこ散歩であやしながら他のお母さ
んと雑談
同じ苦労をするお母さん方と共感しあいめげずに
頑張る精神を養う。同じ病室のお母さん方に夜泣
きはお互い様であることを共通認識に。
付添入院、親の体力と精神力が試されています。