我が家の「外育」。自然体験。非認知能力。
我が家は常に外で遊んでいる。
(ほとんど家にいないので、家は買わないつもりだ。
ローンが無い分、外で遊んで良いことにしている。)
我が家にとって外遊びは、
・知育になる。子どもにとって初めての体験ばかりで刺激が多い。
・親も楽しい。親がご機嫌なら子どももハッピー。
という意味で、重心を置いている活動だ。
ちなみに「外育」とは、「自然体験を通して遊びながら学ぶ子育て」のこと。
非認知能力(意欲、協調性、自己肯定感、自制心など)が育まれる絶好の機会なんだとか。
「外育」という観点で、これまでの活動を振り返ってみた。
キャンプ
設営でお手伝い
大人がテントを設営していると、教えていないがペグ打ちする真似をしていた。
「僕もやりたい!」と、お手伝いの意識なく自主的に行動していた。
主体性が身についていそう。
生き物ミッケ
草の中にはバッタ、水辺にはカエル、針と糸で魚が釣れる、蚊に刺されるとかゆい、夜は虫の声、朝は鳥の声、そんな発見に溢れている。
大人も気づかない生き物の存在に気づいて、自信になっている様子。
自己肯定感が高まっていそう。
天気
家とは異なり、キャンプは天気の変化に敏感になる。
暑い、寒いを感じ、雷の音と光の後に、怖いくらい大きな音で雨が降ってくる。濡れると寒い。夜も冷える。雪や雹も降る。昼間は太陽の光がまぶしい。雲にはいろんな形がある。星が綺麗。
平日にお友達と夜の散歩をしたときに、息子が「星が綺麗だね」とお友達に教えていてグッときた。感性が育まれていることが嬉しかった。
山・海・川遊び
五感の刺激
よく海や川で遊ぶ。
水の冷たさ、流れを肌で感じる。泳ぐ気持ちよさ。
川の流れや波の音の心地よさ。
石をなげると「ドボンッ」という面白い音。石の後ろについた虫の存在。
砂の感触がおもしろい。潮のしょっぱさ。ベトベト。
自然の壮大さ。スケールのでかさ。
落ち葉にもぐったり、松ぼっくりを拾ったり。
おもちゃは遊びのルールが決まってくるが、自然は自分で遊びのルールを考える。
創造性が育まれる。
危険予知
川や海は死につながる危険が潜む。
ライフジャケットを着て、慎重に水の中で浮いてみる。
バランスを崩して、水を飲むこともある。苦しさと怖さを体験する。
山にも危険がある。危ない生物もいる。転んで手足を切ることもある。
危険を冷静に対処することを学ぶ機会になる。
筋力
非認知能力とは異なるが、筋力もつく。
山を登り、岩に上り、倒れた木の上を平均台のように歩く。そこからジャンプして降りる。水の中を泳ぐ。手足をばたつかせる。
生活の中で使わない筋肉を使って、身体能力が身につく。
畑
野菜・果物の収穫
自分が好き嫌いしている食べ物の切られる前の姿。
野菜や果物がどのように葉っぱがついているのか。
花の色、青臭さ、無農薬で虫がいっぱい食べている様子。
スーパーでは学べない食育。断片的ではなく、知識が地続きであることを学ぶ。
水まき・草抜き
食べ物ができるまでにはたくさんやることがある。
水まきや草抜きは子どもも喜んでやってくれる。
気づけば泥んこ遊びになるが、公園ではできない体験。
復習
ビデオカメラを見返す
帰宅後は、ビデオカメラで撮影した体験を見返している。家族の楽しかった記憶が思い出されて楽しい。自分の中で強い経験になる。
絵本や図鑑
キャンプや川の絵本を見ると、体験したことは理解が深いし、別角度で考察できる。オリジナルストーリーを話したりできる。創造力が膨らむ。
自然体験で出会った虫やカエルやトカゲや鳥を図鑑で探す。これいたね!と自信満々に指さしている。知的好奇心が育まれる。学習意欲につながっている。
家族の絆
なによりも、同じ体験を家族で共有することが一番の価値だと感じる。
楽しいを共有し、笑いあうことで、信頼、協調性、コミュニケーション力に繋がっている。
***
上記はすべて後付けの考察。
知育目的ではなく、楽しいから外で遊んでいる。
結果として子どもの成長につながっている。
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