自分の仕事が他人の功績になっていた。育休中の教訓。
タイトル通りです。
私は研究者です。
自分が産休前に2年半かけて出した研究データを
私が産休育休中でいなかった半年のうちに
私に相談も無く他の人が公に発表し、
高く評価されたようです。
正直、ショックと不信感でいっぱいになりました。
発表したこと事態は、いいのですが。
データを評価されたことは率直に嬉しい。
いや、自分が苦しみながら出したデータは
自分で発表したかったですが。
色々タイミングなどもあるので。
会社なので…
納得いかないのは、
発表で私の名前が一切連名されておらず、
発表者の名前しか記載されていなかったことです。
そこをとても理不尽に感じました。
何度も見返しましたが、発表内容はほぼ私が出したデータでした。
モヤモヤが止まらず、
上司にその事を伝えたところ、
いろいろあって、本人も悪気なく準備も大変だったし(名前を連名することを)忘れちゃったんだろうね、
と上司に言われ、
ネガティブに考えても仕方が無いので深読みせず納得することにしました。
そこで私の教訓。
1. 産休前に、自分の仕事を自信をもって周りにアピールせよ。
2. 産休前に、自分がやった仕事である証拠を沢山残せ。
3. 納得いかないことは、言いにくくてもすぐに上司に相談せよ。
この仕事は私が考えて結果を出した、ということを周りが知っていれば、発表者が違っても、聞いている方は「産休中の彼女の成果を代理で報告したんだな」と理解してくれるはず。はず…
また、普段の発言や行動に信頼感と自信があれば、説得力のある存在になり、モラルに反する今回のようなことをされずに済んだだろうし、もう少し周りが守ってくれたと思う。若手が主張したところで…と歪んだ解釈をする人もいるから、正当に評価してくれる人を前もって味方につけておくべきだった。そのためのアピールをすべきだった。
一応、報告書という形で、私が出したデータをまとめた電子書類が私の名前で残っているので、自分の仕事だと証明できる証拠はあります。理不尽な対応が今後あれば反論材料に提示します。
今回自分がやってよかった行動は、私がいない間に相談なしに自分のデータが他人に発表されたこと、発表に私の名がなかったこと、そこに不信感を抱いたことを、上司に伝えたことです。
上司がどう思ったかわかりませんが、伝えたことで私の中でその問題は一先ず一段落してクヨクヨ落ち込まずに済みました。
また、同じ事態になることも防げます。
落ち込んでも仕方がない。次に活かそう。
自身の成果が失われたように感じたけど、過去にとらわれず、これから周囲へのコミュニケーションと行動で、やっぱりこの人はいないと困る存在だ、ということを思い知らせたいと思います。