講話「卒乳について」のまとめと感想
近所の保育園で助産師さんが卒乳について講話してくださったので聴講してきました。
聴いた助産師さんの話、そして参加していたお母さん方の話を簡単にまとめます。
●助産師さんより
・卒乳のタイミング
赤ちゃんが自然と執着しなくなりパタと飲まなくなる。子どもによってマチマチ。4歳でも飲んだりする。言葉で要らないと言ったり、顔を背けたりする。自立心の芽生えから飲まなくなる。
・卒乳に適した時期
赤ちゃんが背筋をまっすぐに立ち上がった頃。姿勢の成長と共に消化器官が発達して食物から栄養を取り込めるようになるから。ただし個人差あり。4歳までおっぱいを欲しがる子もいる。
卒乳直後は母子ともに免疫力が落ちるため、インフルエンザが流行る時期の卒乳は避けた方が良い。
・卒乳できない理由
3〜4歳でおっぱいを欲しがる子は大抵、お母さんのスキンシップや居心地の良さを求めて吸いたがる。
・卒乳を促すコツ
①辞めさせようと母親が焦ったり急かしたりすると、赤ちゃんは逆に卒業しなくなる。自由にいつ辞めても良い、くらいの気持ちで接する。
②もうおっぱいはおっぱいじゃなくなった、と伝えて卒業させる方法もある。辛子を塗ったりおばけを描いたりする方法もあるが、おっぱいが怖いもの、という暗い思い出にならないでほしいので、アンパンマンなど描いておっぱいがアンパンマンになった、説明すると良い。
③断乳する日は一週間ほど前に子どもに説明をする。突然無くなるのはショックすぎる。
④公共の場へ日中は連れだせば、周りにはおっぱいを飲んでる子どもがいないので飲みたがらず遊ぶことに気が向く。家で二人でいると暇つぶし的におっぱいを欲しがったりする。
⑤眠りの導入におっぱいをあげているなら、絵本や歌など別の導入方法を続けて、眠れる成功回数を増やしていくしかない。お母さんの根気が必要。
⑥一緒に入るお風呂では絆創膏を貼ったりTシャツを着て入ったり、見えないようにする。
・断乳のメリット
母親が夜寝られる。ただし、赤ちゃんが2時間も泣き続けてもおっぱいをあげない根気が必要。
※断乳≠卒乳
断乳は母親が授乳を辞めさせること。
卒乳は子ども自ら授乳を辞めること。
・卒乳後の母乳処理
断乳すると胸が張り乳腺炎のリスクがあるため、断乳後一ヶ月かけて自分で絞る回数を減らして痛くならない程度に搾乳を減らす。
●お母さん方
・卒乳、断乳をしようと思うキッカケ:
夜眠りたい、仕事に復帰する、保育園に入園する、離乳食を食べない、次の子どもが欲しい(排卵を再開させたい)
・断乳が出来ない理由:
子どもとの繋りが無くなるのが寂しい、嫌がる子どもに無理矢理辞めさせるのが辛い
●感想
卒乳にはある程度の時間が必要。卒乳したい時期がわかったら、一週間前に子どもに告知したい。
なんてことは無い、という明るい調子で卒業させたい。未練無いように、たくさん一緒に遊んでたくさんハグする、離乳食を美味しく作りたい。
欲しがるならいつまでもあげたいが、リミットとして2歳までとしておく。
職場復帰後は夜泣きが続くと辛いので、ねんねトレーニングで夜間授乳は無くなるよう調整したい。
色々予定通りいかなくても、まぁいいやの精神で過ごしたい。