親になるには授業も教習も研修も無い不安
親になるという人生の一大イベントに、系統だった確立された準備手段って無いよなぁ、と思っていた。
親初心者として、
何も準備しないで親になっちゃっていいの?
とひとしきり不安になった。
一般教養を学ぶための学校、
車を運転するための教習所、
社会人とは何かを学ぶ研修。
新しい人生イベントには、いつも親切に教育の場が設けられていた。
それに慣れていたせいか、【親】になり【命を育てる】という、これまでの人生イベントとは比べ物にならないくらいの重役を担う上で、自分でゼロから学んでいかなければならないことに、自信がなかった。
試されてる…
運良く?自身の親が小学校教諭だったため、子育ての違いが将来こどもの成長にどう変化をもたらすか、なんとなく聞いていた。
例えば、
乳児へスキンシップを一切行わない場合、食事やオムツ替えなど食・衛生の世話行っていたとしても、死んでしまうという話。
語りかけが不十分な場合、言葉が話せない、脳機能へ障害が残るという話。
ネットにも落ちている情報だけど、自分からアクセスしないと出会えない情報が沢山。
常識なんだろうけど、考えた事なかった。
親の話を聞かず、看護師さんの助言をもらわず、一人で孤独に育てていたら、不本意な育て方をしていただろうなぁ。
子育て本を読んだりもするけど、どれが本当に正しいことなのか判断するツールとしては力不足で、やはり経験者の意見が正当性を後押しする。
子育て経験者の知人を作ることも大切。
そのために親のコミュニケーション能力も必要。
試されてる…
あまり難しく深刻に考えても仕方ないので、できる範囲で気楽にやりつつも、こどもが不本意な成長にならないように、親としてすべきことを学んでいきたいです。
まだ【親】になれるまでには時間がかかりそうです。