術後一ヶ月経過、傷口と症状【血管輪】
術後1ヶ月が経過し、検診に行ってきました。
検診内容は、
・心電図
(今回心臓にメスを入れていないが、一応、心拍の
異常がないかを確認)
・胸部X線検査
(術直後に出ていた胸水が出ていないか確認)
・身長、体重測定
(成長が順調か確認)
・血中酸素濃度
(正常に血液が全身に送られ貧血でないか確認)
・内科医による診察
(一般的な生後3ヶ月乳児の特徴があるか確認)
でした。
問題なく、順調に回復。
生後2ヶ月で手術し、現在生後3ヶ月ですが、
人を目で追う、笑いかける、おしゃべりする、
といった成長をみせています。
外出も普通にしてOK。
集団生活も、運動も、旅行も、何も制限なく生活して良いとのことです。
早速外で散歩したりしています。
手術前後の変化について。
手術をしたことで劇的に変わったのが、
ゲップの出す速さです。
これまで、なかなかゲップを出せずに、しばらくしてから苦しみだしてミルクを吐くことが頻繁にありました。
第一子で、普通どのくらい吐くものなのかわからなかったので(体重も問題なく増えていた)、こんなもんかなぁと気にせずにいました。
それが術後、飲み終わって速攻ゲップをするようになり、苦しむこともミルクを吐くこともほとんど無くなりました。
食道の狭窄が無くなったためだと思います。
初めて手術の効果を実感しました。
正直、血管輪の症状(食欲不振、呼吸困難など)がハッキリ出る前の予防的な手術だったので、
まだ身体が小さく負担が大きい生後2ヶ月で手術
をやる必要があるのか?
手術しなくても症状が出ないままかもよ?
(実際に寿命まで症状が出ない人も多い)
と密かに疑問を持っていました。
だから、今回ゲップが出やすくなったことで、
手術をしなかったら、離乳食が始まって固形物を
飲み込んだ時に食道の狭窄で詰まってしまったか
もしれない。
手術の意味があったんだ。
と実感できました。
傷口について。
手術は脇の下を切る、後側方開胸術でした。
術後の傷口ですが、お肉に挟まれシワのようになっており、前よりは目立たなくなりました。
触って痛がることは全く無く、お風呂でも普通に洗っています。
画像は白黒にしています。
腹方向 ←→ 頭方向
線が開胸部分、左側の穴がドレイン管を入れていた部分。
自身は帝王切開手術をおこない3ヶ月たちましたが、こんなに綺麗に治っていない…
回復力の差が歴然です。
親としては、手術による傷口の残りが可哀想に感じるかと思いますが、術後一ヶ月でこれくらいなので、将来的にはもっと目立たなくなります。
これから手術を控えている方、ご安心ください。
ということで、いまはすっかり元気です。
術後の処方は、
貧血予防の鉄剤(インクレミンシロップ)のみ。
次の検診はさらに2ヶ月後。
小学校に上がる前まで検診は続くようですが、その間隔は徐々にあけていくそうです。