ドミノ雑記

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出産後の検査でわかった症状【血管輪】

出産は普通分娩できるわけだったのですが、
ずっと逆子のままだったので帝王切開となりました。


帝王切開で出産後、赤ちゃんのエコー検査とCTスキャンで心臓から伸びる血管を観察したようです。

(出産後、麻酔で意識を失い、また傷口が痛くて立てないため集中治療室まで赤ちゃんに会いに行けず、私が知らない間に行われていました)


検査の結果、
もともとは血管が気管と食道を囲って輪っかになっていると思われていたが、血管輪の部分に血流が見られず、しかし気管が細くなっているため、血管の索(繊維のようなもの)が輪っかになって気管と食道を囲んでいる可能性がある、
と小児科内科医による診断結果でした。


仮説を検証するため、さらに食道の造影検査を行いました。ミルクに造影剤を混ぜて赤ちゃんに飲ませ、食道の形状を観察するものです。


この検査前には、造影剤ミルクを飲まないと困るので、赤ちゃんにミルクを3時間以上与えられず、泣き叫ぶ我が子が可哀想で心痛みました。


結果、やはり食道が輪っかだと思われる部分で細くなっているため、血管の索が輪っかになっているのだと診断されました。


輪っかが血管と違って繊維であるため、手術は繊維を切るだけ、出血が無いより安全な手術になる、と聞かされて安心しました。


体が大きくなると、気管は硬くなり輪っかで細くなった部分が固定されてきてしまうため、固定後に輪っかを切っても気管は細いまま維持されてしまう。

だから赤ちゃんのうちに輪っかを切ってしまったほうが良い、ということで、生後2ヶ月のときに手術することになりました。


検査後、我が子はものすごい勢いでミルクを飲み干し、生命力の強さを感じました。